「中道」という考え方
仏教の教えに「中道」という言葉があることを教えてもらった。
対立する二つの極端な立場から離れ、その時の情勢で最適な選択をすることと私は理解した。
同じような言葉で、二つの中間のことは「中庸」という。
この「中道」の考え方は、地域の人たちが納得のいく一番良い方法を探る、まさしく地域猫の進め方と同じである。
一瞬曖昧だと思うかもしれないが、穏便に収める手法としては最適と思う。
実に奥が深い言葉である。
地域猫の考え方は欧米では理解できない発想らしいが、仏教思想が根底にある日本独特の文化と言えるかもしれない。
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